Cities Skylinesは皆さまご存じ現代風の街づくりゲームの傑作です。
バニラのみ、バニラ+DLCでも非常に楽しく遊べるゲームですが、Steamワークショップに投稿されているMODを導入することでより快適に、よりこだわった街づくりが可能になります。
ただし、ゲームのアップデートに伴ってゲームの最新バージョンに未対応となってしまっているMODも数多くあります。
この記事では、本作最後のアップデート後の環境で安定して競合なしで使え、筆者が実際に利用しているMODを紹介します。
1 前提MOD
1.1 Harmony 2.2.2-0 (Mod Dependency)
MODを導入するための前提MODです。
多くのMODはこのMODが導入されていることを前提に作られているため、インストールを強く推奨します。
(このMOD自体はゲームプレイに何かを追加するものではありません。)
1.2 UnifiedUI (UUI) 2.2
いくつかのMODを用いる際に便利な統合UIを追加するMODです。
このバージョン2.2は最新版ではありませんが、問題なく動作しています。
UnifiedUI (UUI) 2.2.1
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2966990700
前提として下記のMODも必要
Skyve v3.3.2.1
2 便利系MOD
2.1 Japanese Localization Mod (日本語化MOD)
Cities Skylinesは公式で日本語化されていないため、日本語でプレイしたい方は必ずこのMODを導入しましょう。
2.2 Move It
ゲーム内のプロップや道路の関節などのオブジェクトを選択し、
・重なりを無視した移動、高さの調節
・コピー&ペースト
・強制削除(空でないゴミ捨て場なども可能)
・高さの変更
といった機能を実行することができます。
道路の形の整形や、プロップの位置を後から移動させることができるようになるため、絶対入れておけ!的なMODです。
2.3 Precision Engineering
道路やパイプのラインを引く際の視覚情報の追加や便利なスナップを追加するMODです。
他の道路敷設の補助MODと比較するとシンプルで競合が起きにくいのが特徴です。
主な便利点
・建設時の角度と距離が表示されるようになる(非常に優秀!)
・建設時にCTRLを押すことで、5度刻みでの角度スナップが可能(便利!)
・建設時にALTを押すことで、他の道路などとの直線ガイドラインにスナップできる
・建設時にSHIFTを押すことで、より詳細な道路情報を確認できる
2.4 Network Multitool 1.3.5
道路の敷設に関して自動建設などの非常に強力な機能を追加してくれるMODです。
並行敷設、なめらかなカーブ接続、ループ接続、道路のがたつき整形などなど、まだまだ多くの便利機能を追加することができます。
使い方の詳細は下記、神乃木リュウイチ様の動画で解説されています。(Cities Skylinesのコンテンツクリエイターとして公式DLCに採用されるすごい方です)
2.5 Network Anarchy
道路の敷設時に、地面追従、高架化、トンネル化、橋化のいずれかを強制することができるようになるほか、道路の重なりによる敷設制限をなくしたり、水がなくても堤防を設置できるようになるといったことができます。(おまけで建物やプロップの設置も重なりを無視して設置できるようになります。)
2.6 TM:PE 11.8.0.0 STABLE (Traffic Manager: President Edition)
道路や交差点を細かく設定することができるようになります。
・信号のオンオフや、切り替え時間の設定
・交差点における車線ごとの直進/左折/右折表示の変更
・歩行者用横断歩道のオンオフ
・進行禁止車両の指示
よく使うのはこれらの機能で、まだまだいろんな機能があります。
渋滞対策で役に立つMODです。
2.7 Extra Landscaping Tools
土地の整形機能の拡張、プロップ設置機能の拡張ができるほか、地下資源の追加、水源の追加を行うことができます。
地味に便利な機能を追加してくれるMODです。
2.8 Achieve It!
Cities SkylinesではMODを一つでも導入してしまうと実績が解除できなくなりますが、このMODを導入することでいかなるMODを導入した際でも実績解除が可能になります。
2.9 Loading Screen Mod Revisited 1.1.9
ローディング中の経過時間や、ロード完了した要素、ロード中の要素を確認することができます。
MODを大量に入れるとロード時間が長くなりやすくなるため、進捗をより詳しく見ることができます。
また、どのMODローディングに不具合があるのか?ということも確認することができます。
3 ゲームシステム改変MOD
3.1 81 Tiles 2
マイルストーン達成時に購入できる土地の選択について、マップ内のどのタイルでも拡張できるようになり、かつすべてのタイルが購入可能になります。
マイルストーンの進行で購入可能になるタイル数は、最後のマイルストーン達成まで変更がありません。
ただし、MOD設定で全タイルを自動的にアンロック等も可能です。
3.2 Realistic Population 2 2.2.3
住宅の居住世帯数や居住人数、商業工業施設での就業人数を現実に即した人数へと変更するMODです。
ゲームに対する影響が非常に大きく、ゲームプレイがかなり変わります。
特に、低密度住宅は1世帯のみ、数人程度の居住人数となり、土地に対する人口密度が非常に低くなります。一方で、高密度住宅は建物よっては80世帯数百人が居住するようになり、渋滞やごみ問題を引き起こしやすくなります。
また、商業工業施設は一つの建物で数十人が働けるようになります。
ただ、この改変に合わせたゲームシステムの調整も含む他、各設定値は自由に変更することができます。
よりリアルな街づくりを楽しみたい方にお勧めです。
3.3 GrantMeMoney: get cash / money unconditionally
指定した金額を即座に手に入れることができるMODです。
ゲームバランスを大きく壊してしまうため、お金がどうしてもあと少し足りないときや、災害からの復帰などポイントを自分で決めると良いと思います。
4 アセット追加系MOD
4.1 Large Recycling Center
ごみ処理施設のリサイクルセンターにより高く大きい処理施設を追加するMODです。
既存のリサイクルセンターを拡張した非常にバランスの取れた施設です。
4.2 Network Extensions 2
道路の種類を追加するMODです。
非対称道路や高速道路の種類追加など、痒い所に手が届く道路を追加できます。
4.2 Timboh’s Marvelous Interchange Emporium
さまざまな形の高速道路のインターチェンジやジャンクションを追加するMODです。
トランペット型の一般的な3分岐のほか、タービン型の4分岐、星型の5分岐など、ポン付けで利用できるインターチェンジを多数追加します。
まとめ
以上が筆者が実際に利用している、最新バージョンでも安定して用いることができるおすすめMODです。
Cities Skylines2が発売されたとはいえ、まだリリース初期で安定性、拡張性は無印の方が高くまだまだ楽しめます。
今回紹介したもの以外にもさまざまな便利MODがあるため、皆様で探してみてください。
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